アニー賞とは「アニメーション界のアカデミー賞」とも言われている賞であり、過去には映画『千と千尋の神隠し』が長編作品賞を受賞している他、日本に関連した作品では近年は映画『レッドタートル ある島の物語』や映画『未来のミライ』が長編インディペンデント作品賞を受賞している。
アニー賞には作品に与えられる賞の他に、キャラクターアニメーションやキャラクターデザイン、ストーリーボードなど様々な分野ごとに個人に贈られる賞がある。各賞には毎年5名がノミネートされ、そのうちの1名のみが賞を獲得できる。
今年のアニー賞では映画『スパイダーマン: スパイダーバース』が作品賞を獲得した他、キャラクターデザイン賞、監督賞、プロダクションデザイン賞、脚本賞などでもこの映画『スパイダーマン: スパイダーバース』に参加したアーティストが賞を獲得している。
今回の記事では“Outstanding Character Animation – 傑出したキャラクターアニメーション” という賞を受賞したSony Pictures Imageworksに所属するアニメーターDavid Han氏のデモリールと最新の個人制作を紹介する。
このOutstanding Character Animation賞は、過去に映画『美女と野獣』でGlen Keane, 『トイ・ストーリー』でPete Docter, 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』でTravus Knight(映画『バンブルビー』、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の監督)、『レミーのおいしいレストラン』でMichal Makarewicz, 『ファインディング・ニモ』と『モンスターズ・インク』でDoug Sweetland (映画『Storks/コウノトリ大作戦!』の監督)など、そうそうたる面々が受賞している。
■David Han – Character Animation Reel
■TMNT – Go Ninja Go Ninja Go!
■Round 1… Fight!
■Cyborg Anim Test
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