(2019/07/11 更新) 動画内で紹介されているアニメーションの手順を日本語で追記。
人物紹介: Alvise Avati
現在はFramestore Londonのアニメーション スーパーバイザーであり、過去にはILM, Weta, DNEG, Cinesite, MPCに所属。
主な参加作品は King Kong, Avatar, Guardians of the Galaxy Vol. II, Thor: Ragnarok, Transformers: Revenge of the Fallenなど。
Alvise Avati氏についてもっと知りたいという方は、最後に紹介する関連リンクからPodcastやインタビュー記事などが読める。本人によるブログではWeta DigitalでKing Kongのアニメーション・スーパーバイザーを務めた佐藤篤司氏との話も書かれている。
■Alvise Avati animation ShowReel 2017
Alvise Avati animation ShowReel 2017 from alvise avati on Vimeo.
■Alvise Avati Animation Workflow(47分)
Alvise Avati Animation Workflow from alvise avati on Vimeo.
アニメーションワークフローの解説をした動画。下記は動画内で紹介されているアニメーションの手順をまとめたもの。詳細は動画にて。
- 上半身だけを表示して腰だけを使ってタイミングをまず決める
- 終わったら全身のコントローラー選択して同じタイミングでキーを打つ
- 着地の衝撃を簡単につける。胸だけ
- 脚のアニメーション ※プッシュが重要なので脚の伸びなどは特に気をつける
- ジャンプする際のウェイトシフト(腰の左右の移動)と腰の回転
6. 着地の際の腰の回転。※ここがうまくできていないと重さを表現できない
※同時に足の位置や向き、膝の向きなども調整
7. 着地の際のウェイトシフトと腰の回転
8. 腕のアニメーションと着地したときの指のポーズ
9. 着地時の腰の高さ調整。同時に足の位置も調整
10. 肩。最初から通してつける。※特に着地時の肩はインパクトを表現するのに大事
11. 着地の時、腕が地面につく>肩が上がる>胸が回転する>頭にも影響する
12. 頭
13. 肘
14. Spine(背骨)のカーブ(曲がり具合)を調整。
15. カメラの調整
※ワイヤーフレーム表示やシルエットの表示でアニメーションチェックすることもある。
■関連リンク
Alvise Avati Blog – 本人によるブログ。Weta DigitalでKing Kongのアニメーション・スーパーバイザーを務めた佐藤篤司氏との話も書かれている。
Alvise Avati – Zerply Industry Magazine
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