先日新しいトレーラーが発表された映画『ヒックとドラゴン3』。今回は前作『ヒックとドラゴン2』のメイキング動画をまとめた。
映画『ヒックとドラゴン2』 メイキング動画
Making of How to train your dragon 2 (55分)
約1時間にも及ぶメイキング。冒頭にはヒックが空を飛ぶシーンのリファレンス動画と思われる映像も。
冒頭の約8分間はまず、2010年4月にスクリプトを練っているところから始まる。
同年12月に全110ページのスクリプトが完成。もちろん後から変わるだろうと語ってる。
“Who’s the Hero? What’s his Problem?”, “What does he want?”, “What does he need” と書かれた紙と、その答えが書かれた紙が壁に貼ってあるのを見ることができる。
2011年4月にResearch Tripでノルウェーへ。
大自然とそこにいる動物たちの映像、そしてこの旅からインスパイアされて作られたと思われる映画本編の映像も途中でいくつも差し込まれている。
ここまでが冒頭の約8分で、その後サウンドエフェクト、背景デザイン、キャラクターデザイン、キャラクターアニメーションなど、多くの分野をカバーしているメイキング動画。
Making of How to Train your Dragon 2 (2分)
Supervising AnimatorのDavid TorresとSimon Ottoが出演。パートナーシップを組んだIntelと開発した”Premo”について語っている。アニメーターが実際にソフトウェア上でキャラクターを動かしている様子も見ることができる。
Making of How to Train your Dragon 2 – Part2, the tools (4分)
新たに開発されたアニメーションのソフトウェアである”Apollo”を操作している様子が見れる。1つ前の動画で紹介されている”Premo”はAppoloのメイン機能の内の1つ。もう1つはライティングのための”Torch”というもの。
コントローラーやマニピュレータを表示せず、キャラクターの体やフェイシャルの一部をそのままクリック&ドラッグして操作している。
「テクノロジーによる制限はなく、あるのは自分のイマジネーションという制限だけ」とSupervising Animator のSimonは語っている。
The Making of How to Train your Dragon 2 (6分)
監督のディーン・デュボアらが、続編を作るに当たってキャラクターデザインやストーリーで苦労したこと、どういうことを考えていたかを語っている。ストーリーボードも見ることができる。
また、劇中で使われている曲についての話も聞ける。
The Sound of How to Train Your Dragon 2 (11分)
劇中で使われているMusicやSound effectsについて。監督とSupervising Sound DesignerのRandy Thomが出演。
サウンドデザインはアニメーションが始まるずっとずっと前に作り始めているとのこと。
How to Train Your Dragon 2 – Deleted Scene (2分)
本編には入らなかったシーンのストーリーボードを見ることができる。
Making of How to Train your Dragon 2: Dragons and Riders Featurette (2分)
出演者たちがヒックとドラゴンに出てくるキャラクターやドラゴン、世界観について語っている。
制作に参加したTomo Harashima氏のAnimation Reel
TVシリーズ
Dreamworks Dragons: Riders of Berk Evolution of Thunderdrum (3分)
Visual Effects SupervisorのDavid JonesがTV版のヒックとドラゴンについて語っている。
Dreamworks Dragons: Riders of Berk Evolution of Whispering Death (5分)
TV版のヒックとドラゴンに出てくる Whispering Deathというドラゴンにフォーカスした動画。
DreamWorks Dragons: Riders of Berk (2分)