今回はゲーム制作会社Blizzard Entertainmentの人気ゲーム『オーバーウォッチ』のメイを使用した約5秒のアニメーションを制作している様子を録画した映像を紹介する。 制作したのはシニアアニメーターのDavid Gibson氏。

4日間の作業を約4分の動画にしており、Aポーズの状態からスタートしている。完成したアニメーションの尺は約5秒。

■Animating Mei’s Frosty 🙂 Highlight Intro – David Gibson @PoodleTime

(00:30-)
指のポーズや頭、首の角度を細かく何度も調整しているのが分かる。ほんの少しの角度の違いが全く違った印象を観る人に与えるためだろう。

(01:10-)
フェイシャルの作業。少しの違いが見た目に大きく影響するのでとても細かい調整をしているのが分かる。メイの「目」は彼女の個性を出すためにも特に重要だと語っている。

シルエットを見やすくするためか指にスケールを掛けている様子も見て取れる。また、まぶたにもスケールを掛けているようにも見えた。

(02:10-)
ある程度のポーズができたらグラフエディタでのカーブ修正も同時に行っている。
カーブが平らにならないようにイーズイン・アウトを入れたり、オーバーシュートを入れたりしているのが分かる。

(02:40-)
フェイシャルの調整。眉毛やまぶた、口に対して細かい調整を行っている。
「細かいディテールが必要だったためフェイシャルのアニメーションに対してほとんどの時間が使われた」とのこと。

(03:00-)
口、鼻、眉毛

■David Gibson – Complete Overwatch Animation Reel @PoodleTime

 

■David Gibson – Overwatch Animation Reel – @poodletime

 

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