先日発表された2D対戦格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズ最新作と『グランブルーファンタジー ヴァーサス』のトレーラー。この2つに共通する大きな特徴は、非常にクオリティの高い2Dルックのアニメーションだろう(記事下部に掲載)。
これら2作品とも神奈川県横浜市に本社を置くゲームソフトウェア制作会社「アークシステムワークス株式会社」によって開発中のゲームである。今回はアークシステムワークスが得意とする2Dルックのゲームについて解説をした海外の動画を紹介する。
■The Animation of Guilty Gear Xrd & Dragon Ball FighterZ – New Frame Plus
動画の内容を一部抜粋:
・ステップ1:アニメキャラクターの基本的なルックを正しくする。キャラクターデザイン、テクスチャマッピング、カスタムセルシェーダのコンビネーション。
・各キャラクターにはそれぞれ独自のライティングがされ、周りの環境に影響されない。
・アニメーションには自動生成されたポーズは使わない。すべてのポーズはアーティストによる選択。伝統的な2Dアニメーションと全く同じ手法。
・体の一部が全く動かずに他の部分は動く(例:体は全く動かずに頭と首が動く)など、2Dのアニメーターがしていたようにアニメーションしている。
・「Imperfection, 不完全さ」が更に2Dらしさを助けている。
・”3Dに感じるもの”はそれを直す方法を探さなければいけない。3Dに見えなくするためにモデルのスカルプトやシェーディング、ポージングやライティングまで1コマずつ調整する。
■New GUILTY GEAR Teaser Trailer at EVO2019
■グランブルーファンタジー ヴァーサス/Granblue Fantasy: Versus PV#05「RPGモード紹介編」
■PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」第2弾PV