アメリカのゲーム会社Blizzard Entertainmentで働くアニメーター小池洋平氏が”PlayPhrase.me”というサイトをTwitterで紹介していた。英単語を打ち込むとその言葉を含む映画のクリップがいくつも出てくるサイトで、英語のダイアログショットがほぼ間違いなく必要になってくるであろう海外を目指すアニメーターは必見だ。
使い方は簡単で、英単語または英語のセンテンスを打ち込むとその言葉を含む映画の短いクリップが表示され自動で次々に再生されていく。例えば”love”では2083クリップ、”too late”で132クリップ、”hate you”では52クリップ表示された。
ざっと調べただけだが現時点では有名な映画や海外ドラマが多く少し偏りがあるように見えた。セリフを聞いただけでどの映画のセリフか分かるような有名なシーンでは俳優や女優による素晴らしい演技があり、簡単に比較されてしまうので避けるべきとよく言われているので注意が必要だ。
iPhoneやAndroid用のアプリもあるがこちらは有料で約600円。
■PlayPhrase.me
https://www.playphrase.me
「映画の音声を使うのって著作権的に大丈夫なの」という疑問の声が時々見られるが、アメリカ著作権法に定められている例外規定のひとつとして”フェアユース”というものがあり、使用の目的・性格(商業性の有無、非営利的教育目的か否かを含む)など4つの基準で判断され、公正に利用する場合には著作権者の許諾がなくても著作権の侵害にあたらないとする考え方がある。
英語のセリフ音声が欲しい人にお勧めのサイトがコレ!なんとセリフを打ち込むとその言葉を含んだ映画のクリップがしこたま流れてきます!
ダイアログショットとかやりたい人にはうってつけ。https://t.co/TdUy9YSy59— ヨーヘイ☆アニメーター (@YoheiKoike) October 26, 2019